『仕事術』を知って「時間がない」から脱却する サークル
投稿日:2021.10.28

毎日が学校と自宅の往復。
帰りも20時より前なんてほとんどない。
サークルには興味があるけど無理。
そういう方こそ、月に一度の『早帰り』をしてみませんか。
というのもサークルでは、授業だけどはなく、
も学べるからです。
仕事術というのは、

職員室に戻ると机上に回覧が置いてある。
挟まれている文書はなかなか分厚そう。
ちょっとお茶を飲んでから腰を据えて読もう。
そんな時はありませんか?
回覧は重要度で判断しましょう。
要押印の学年会計などの文書は座ってお茶を飲む前に回覧。
赤入れが必要な学年便りなどはお茶を飲みながらチェック。
ほんの少しのことですが、気をつけると、机がキレイになり、仕事がはかどります。
筆記用具の中にスタンプ型ハンコを入れておくのも効果的です。
各教科の進度確認、
学年便り、
行事の打合せ、
宿題プリントの共有…
学年間の打合せは細々としたものが多いです。
これらを全て放課後にやると時間がいくらあっても足りません。
そこで、次のような時間を使って、少しずつ進めてしまいます。
5分休みや昼休みにどちらかの教室へ行って打合せ
全校集会の隙間の時間
話の内容によっては難しいこともありますが、大抵の場合は大丈夫なはずです。
普段からコミュニケーションが取れる体制が取れていると、座って行う学年会が目に見えて減っていきます。
持ち帰り仕事のほとんどが丸付けやコメント書きということも多いそうです。
これを軽減できたら、働き方に直結しそうですね。
まずは分類してみます。
②テスト
③授業のチェック
④作文のコメント
大きく括るとこのような感じです。
それぞれについて考えてみましょう。
4月。
初めの段階からがんばらず、無理なく続けられるくらいの丸付けの量を子どもたちに伝えておきましょう。
それで疲弊してしまい、授業準備ができないのは本末転倒です。
テスト中に丸付けができる環境づくりを考えてみましょう。
テストで大切なのは、不正をさせない、という視点だけではありません。
消しゴムを落としたり、忘れたりしていたら、そっと手助けするようなことも大切です。
そういったことができるように、一定時間が過ぎたら、丸付けをするというシステムを教室で作れるとかなり楽になります。
授業終了後に集めて、翌日返却するだけが方法ではありません。
例えば、算数でしたら、要所の一問だけを丸付けをする。
これなら1人2~3秒です。
45分間分からないままでいさせるよりも、ずっと学習効率もよいです。
長文コメントをする時。
短文コメントをする時。
月日のみの時。
3種類を使い分けるとあらかじめ宣言しておくと、そういったことも可能です。
丸付けやコメントは、仕組みづくりがポイントになります。
こうして紹介をしていますが、全てお試しください、とは思っていません。
ご自身のワークスタイルや学校の仕組み、子どもたちの様子に合わせて、選択していただければと思います。
大切なのは『こうしたことは知らないよりも知っておいた方がよい』ということです。
サークルでぜひ「使える仕事術が学びたい」とおっしゃってください。
どのサークルの先生も一定期間、学習会を続けています。
学生、20代、パパママ、管理職…立場は様々ですが、皆さんと同じように時間がもっと欲しい、どうしたら良いのか、と悩んできた人たちばかりです。
きっとお役に立てることがあるかと思います。